今回は、「現物と先物」というテーマでお話いたします。

金やガソリンなどモノへの投資を考えたときには、 現物か、先物に投資することになります。
最近は商品にも注目が高まってきています。

例えば、18年サイクルというお話がありまして、
株式と商品相場の上昇周期が18年を1周としているというのです。
本格的な商品の上昇相場が始まったと言われております。

そこで、さあこれからは商品だ。モノが儲かるわ〜と、 安易に先物を買うのは間違いです。
なぜならば、先物市場を活用するには必ず期限があり、 それまでに決済しなければならないですし、
少額の価格変動で、思わぬ損害がでることがあり、
証拠金をいれ続けることができなくなるおそれがあるからです。

ガソリン現物に投資する人はいないでしょうが、
金現物であれば、かなり安心できる将来への運用対象となるのではないでしょうか。
ですので、 投資期間を事前に必ず設定したうえで、長期（1年間以上かもっと先）であれば、現物、
中短期（長くて数ヶ月、短くて一日）であれば、先物、または現物、 といった戦術になるでしょう。
先物をよく理解されていない方で、 モノの価値が上がりそうだという情報だけもっていた。

そこへタイミングよく先物の営業がやってきて、
これからはモノへの投資です！とうもろこしです！ なんて、言われて先物買ったらちょっとの下落で資産激減！！
なんてことにならないようにご注意を！